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 マルチ商法はできそうでも稼げない

 まず、マルチ商法、つまりねずみ講まがいの商売は、仲間の人を集めるのが大変なのです。
 よって、お金を稼ぐのも大変な訳です。

 マルチ商法は、商品が洗剤、化粧品、栄養剤、下着などがその大半です。
 これらの商品はすでに市場に同商品が溢れ、すでに行き渡っているものですから、ただ店頭に並べても売れません。
 よって、少し特異性を持たせるとか特典を付けて、固定客をターゲットに売ろうとするマルチ商法です。
 商品を売ることに対して従業員を雇うと固定費がかかるため、販売員を一般から募集します。
 販売員になるためには、まず最初に何点かの商品を買わなければなりません。
 これはうまい言い訳で、商品を知るためとメーカーでは言っていますが、メーカーにとっては一石二鳥なのです。
 すでに上の販売員がいますので、もしあなたが販売員となったなら、あなたは販売員であり、お客なのです。
 あなたが儲けようとするならば、あなたの下に新たな販売員を持ち、そしてその販売員が商品を売ったなら、比率によりあなたにもその利益分が還元されるという訳です。
 よってお金を稼ぐには、必ず新たな販売員を自らの下に何人かを持つことが必要です。
 そして、下の販売員にも新たな販売員を勧誘するよう指導することも必要なのです。

 しかし、新たなヒット商品ではないため、勧誘はかなり厳しいのです。
 当然ながら、親戚や友人にも勧誘しますが、やはり現状はかなり厳しいようです。
 また、弊害も多く、親戚との関係が悪くなったとか、友人を失ったとかそんな話を頻繁に耳にします。
 それだけリスクも大きいということですね。

 そういう状況ですから、それらの販売員は次の手を打ちます。
 つまり「お金が儲かるぞ」というHPです。
 そのパターンは1ページにダラダラと書かれた例のHPです。
 何もしなくてもお金が入ってくるとか、在庫を持つ必要なしと書かれたHPがそれです。
 そこには「私はこんなに儲けている」と書かれていますが、実際は販売員探しに必死になっているのです。
 そして、そのHPの情報料もGetしようと数千円で販売して、一石二鳥を狙っているのです。
 それでもあなたは販売員になりたいですか?